こんにちは、ベビーブロガーのぱやPです🐣
アップリカのクルリー(Cururee)は、「ハンドルのレバーを握ると4輪すべてが自由に動き、真横にスライドできる」という独自機能を持つA型ベビーカーです。2020年発売と少し息の長いモデルですが、狭い通路・改札・エレベーターが多い日本の住環境にピンポイントで刺さる作りで、今でも安定した人気を保っています。今回は百貨店・ベビーザらすで年間1,200組以上に接客した目線で、忖度なしにレビューします。
クルリーの基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売 | 2020年8月上旬 |
| タイプ | A型・背面式(対面式不可) |
| 本体重量 | 4.2kg |
| 使用月齢 | 生後1ヵ月〜36ヵ月(3歳頃まで) |
| 体重上限 | 15kg |
| 価格 | メーカー希望小売価格38,000円(税別) |
| リクライニング角度 | 119度〜154度 |
| バスケット容量 | 13.0L(耐荷重5kg) |
| 車輪直径 | 140mm |
| 規格 | SG基準適合A形 |
| 自立 | 可能 |
クルリーだけの特徴:4輪フリー横スライド
クルリー最大の個性は、ハンドルのレバーをギュッと握ると4輪すべてが自由に動く仕組みです。通常のベビーカーは前に押して曲がる動きしかできませんが、クルリーはそのまま真横にスライドさせることができます。
これが効くのは、まさに日本の暮らしにありがちな場面です。
- 駅の改札を通るとき、向きを変えずにそのまま横に滑らせて通過できる
- エレベーターの狭いスペースで、切り返さずに位置を調整できる
- スーパーの通路で、他のお客さんとすれ違うときにサッと避けられる
他にも「ゆれぐらガード」(走行時の振動を軽減する構造)や、「イージーベルト」(ベルトの装着をスピーディーにする機構)といった、赤ちゃん・親それぞれへの配慮も搭載されています。
ぱやPのリアルレビュー
良いところ
- 新生児から1台で3歳まで使える: 生後1ヵ月から使えるA型でありながら4.2kgという軽さは、発売当時「最軽量クラス」と言われた実力派。B型への買い替えが不要なので、トータルのコストは意外と抑えられます。
- 4輪フリー横スライドの実用性が高い: 都市部の駅・スーパー・病院の待合室など、「狙った通り道」が狭い場所ほど威力を発揮します。実際に使った人からも「もっと早く買えばよかった」という声が多い機能です。
- 自立するので置き場所に困らない: 玄関や店内でスッと立てて置けるのは、地味に助かるポイントです。
気になるところ
- 対面式にはできない: 背面式のみのため、赤ちゃんの顔を見ながらお散歩したい方には向きません。購入前に必ず確認してほしいポイントです。
- 荷物かごの開口部が狭め: 容量自体(13.0L)は十分ですが、大きめの荷物の出し入れにはひと手間かかるという声が複数あります。
- 幌がやや短い: 強い日差しや雨をしっかり防ぎたい場面では、物足りなさを感じることがあります。
- 段差を越えるためのステップがない: 足で前輪を持ち上げる用のバーが無いため、段差の多い道では慣れが必要です。
- 発売から年数が経っている: 2020年発売のモデルのため、最新モデルと比べるとタイヤの走行性やクッション性は控えめです。走行性を最優先したい方は、同価格帯の新しいモデルも比較検討することをおすすめします。
こんな人におすすめ
- 新生児から1台で長く使いたい(買い替えの手間・コストを避けたい)
- 駅・電車移動が多く、改札や狭い通路をよく通る
- 背面式で問題ない(対面式にこだわらない)
- とにかく軽いA型ベビーカーを探している
こんな人には向かない
- 赤ちゃんの顔を見ながら押せる対面式が必須の方
- 収納力・幌の大きさなど装備面を重視したい方
- 最新モデルの走行性・クッション性を求める方(同価格帯の新しいモデルも検討候補に)
まとめ
クルリーは「4輪フリー横スライド」という一点突破の機能で、日本の狭い都市空間に本気で向き合ったベビーカーです。対面式にできない・荷物の出し入れがしにくいといった弱点はありますが、それを差し引いても「新生児から3歳まで1台・軽い・小回りが利く」という組み合わせは今でも十分に魅力的です。
発売から年数が経っているぶん、走行性重視なら新しいモデルとの比較も忘れずに。
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この記事を書いた人

ぱやP ─ 出産準備アドバイザー/元ベビー・子ども服バイヤー
子供服ブランドで10年。百貨店、アカチャンホンポ、ベビーザラス店舗で年間1,200組以上のファミリーに接客を担当。チャイルドシート指導員資格保有。現在は異業種勤務だが、ベビーアドバイザー資格取得に向け勉強中。3児の父として「実体験×業界目線」で赤ちゃんグッズ選びをサポートします。
「ベビーカーはSGマーク付き、またはEN1888規格かをまず確認。フレーム剛性が高く、タイヤ口径が大きなモデルを選ぶことで段差もスイスイ進むことができますよ。」
参考ガイドライン
| 発行機関 | タイトル・年 | 重要抜粋 | 原文 |
|---|---|---|---|
| 国土交通省 | 「ベビーカー利用にあたってのお願い」 (2024 改訂) | 「エスカレーターや階段はベビーカーから子供を下ろして利用しましょう」 | |
| WHO | Guidelines on Physical Activity, Sedentary Behaviour and Sleep for Children under 5 (2019) | 「幼児はストローラーなどで連続1時間以上拘束しないことを推奨」 | 概要ページ |
編集部注:上記ガイドラインは最新改訂を確認済みです。記事内容と矛盾する場合はガイドラインを優先し、速やかに修正します。


