アンジュモは、愛知県名古屋市北区に拠点を置く、双子用抱っこ紐に特化した日本のブランドです。双子の男の子を育てるシングルマザーが創業し、大人2人がそれぞれ1人ずつ抱っこできる専用設計の抱っこ紐を展開しています。国内工場での製造・検品を行っており、公式オンラインショップを通じて購入できます。
アンジュモというブランドについて
アンジュモは、双子育児というニッチな分野に特化した日本のブランドです。創業者自身が双子を育てる中で愛用していた双子用抱っこ紐が販売中止になったこと、SNSでの利用者からの問い合わせが重なったことをきっかけに事業を開始したという経緯があります。「大変なことも多い双子育児を知っているからこそ、負担や疲れ、不安を減らすお手伝いがしたい」という考えのもと、現役育児中の代表が消費者視点で商品開発を行っているのが特徴です。
ラインナップは表地の素材違いでナイロンタイプとコットンタイプの2種類を展開しており、いずれも登山リュックと同じ構造を採用し、大人2人が各自1人ずつ双子を抱っこできる設計になっています。
双子や三つ子といった多胎児家庭は、単胎児家庭向けの抱っこ紐が2つあっても同時に使いこなすのが難しいという課題を抱えがちですが、アンジュモは最初から「1人で2人を同時に抱っこする」ことを前提に設計されている点が、大手メーカーの単胎児用モデルにはない強みです。
現行ラインナップ一覧
| 商品名 | 対象 | 特徴 |
|---|---|---|
| 双子用抱っこ紐(ナイロン) | 腰すわり(6ヶ月)〜3歳(18kg) | ナイロン100%の表地・裏地。軽量約500g |
| 双子用抱っこ紐(コットン) | 腰すわり(6ヶ月)〜3歳(15kg) | コットン100%・ナイロン100%の表地・裏地。二重構造の改良版 |
双子用抱っこ紐(ナイロン):耐荷重の大きい標準モデル
双子用抱っこ紐(ナイロン)は、腰すわり(6ヶ月頃)から3歳・18kgまで対応するモデルです。表地・裏地ともにナイロン100%、中綿にポリエステル100%、肩パッドに発泡ウレタンを使用しています。登山リュックと同じ構造を採用しており、肩と腰への負担を軽減する設計です。1人でも装着しやすく、大人2人がそれぞれ1人ずつ双子を抱っこすることもできます。約500gと軽量で、腰部分の紐を丸めてコンパクトに収納できる点も特徴です。ベルト紐の素材は改良されており、長期使用でも縫い目からほつれにくい仕様になっています。
双子用抱っこ紐(コットン):二重構造に改良された素材モデル
双子用抱っこ紐(コットン)は、腰すわり(6ヶ月頃)から3歳・15kgまで対応するモデルです。表地はコットン100%とナイロン100%の二重構造となっており、ナイロンタイプに比べてより柔らかな肌触りを重視した仕立てになっています。中綿・肩パッド・ベルト紐の構成はナイロンタイプと同様で、登山リュックと同じ構造による負担軽減設計も共通しています。ベルト紐素材の変更、コットン表生地の二重構造化、腰で丸める紐の追加といった改良が加えられた最新仕様です。
モデルの選び方
アンジュモで迷ったら、まず「耐荷重と素材の好み」を基準に考えるのがおすすめです。18kgまでの高い耐荷重を求める方や機能性重視の方はナイロンタイプ、柔らかな肌触りを重視する方はコットンタイプが向いています。いずれも双子育児の当事者目線で開発された専用設計のため、双子用ベビーカーと併用しながら、電車移動や階段の多い外出先など、ベビーカーが使いにくい場面での活用を想定して選ぶとよいでしょう。双子会での試着が可能な時期もあるため、実際のフィット感を確認してから購入することをおすすめします。双子育児は日々の移動そのものが大きな負担になりやすいため、抱っこ紐を導入することで両手が空き、上の子のお世話や家事との両立がしやすくなったという声も多いようです。
こんな人におすすめ
- 双子(多胎児)を同時に抱っこできる専用の抱っこ紐を探している方
- 大人2人でそれぞれ1人ずつ抱っこして外出したい方
- ベビーカーが使いにくい階段や電車移動が多いご家庭
- 国内工場で製造・検品された日本製の抱っこ紐を求める方
購入時の注意点
アンジュモの双子用抱っこ紐は、公式オンラインショップを通じて購入できます。
一般的な単胎児用の抱っこ紐に比べて対象月齢が「腰すわり(6ヶ月頃)」からと限定されているため、新生児期からの使用はできない点に注意が必要です。双子を同時に抱っこする専用設計のため、体格差のある双子や成長に伴う体重の変化に合わせて、ベルトの調整をこまめに行うことが大切です。抱っこ紐は赤ちゃんの安全に直結するアイテムのため、対象体重・月齢の範囲を必ず守り、公式サイトに掲載されている着用方法を確認したうえで正しく装着してください。双子用という特殊な製品のため、一般的な抱っこ紐に比べて取り扱い店舗が限られる点も念頭に置いておくとよいでしょう。
よくある質問
- Q
ナイロンタイプとコットンタイプはどちらを選べばいいですか?
- A
耐荷重18kgまでのナイロンタイプは機能性重視の方に、柔らかな肌触りのコットンタイプは素材感を重視する方に向いています。対象月齢はどちらも腰すわり(6ヶ月頃)からです。
- Q
新生児から使えますか?
- A
いいえ、両モデルとも対象は腰すわり(6ヶ月頃)からです。新生児期は、それぞれの赤ちゃんに合わせた単胎児用の抱っこ紐やベビーラックなどで対応する必要があります。
- Q
1人でも装着できますか?
- A
はい、1人での装着を想定して設計されています。大人1人で双子2人を抱っこすることも、大人2人がそれぞれ1人ずつ抱っこすることもできます。
- Q
試着はできますか?
- A
双子会などのイベントで試着が可能になる時期があります。開催状況は公式サイトのお知らせ・ブログで随時案内されているため、購入前に確認することをおすすめします。
関連記事
この記事を書いた人

ぱやP ─ 出産準備アドバイザー/元ベビー・子ども服バイヤー
子供服ブランドで10年。百貨店、アカチャンホンポ、ベビーザラス店舗で年間1,200組以上のファミリーに接客を担当。チャイルドシート指導員資格保有。現在は異業種勤務だが、ベビーアドバイザー資格取得に向け勉強中。3児の父として「実体験×業界目線」で赤ちゃんグッズ選びをサポートします。
「ベビーカーはSGマーク付き、またはEN1888規格かをまず確認。フレーム剛性が高く、タイヤ口径が大きなモデルを選ぶことで段差もスイスイ進むことができますよ。」
参考ガイドライン
| 発行機関 | タイトル・年 | 重要抜粋 | 原文 |
|---|---|---|---|
| 国土交通省 | 「ベビーカー利用にあたってのお願い」 (2024 改訂) | 「エスカレーターや階段はベビーカーから子供を下ろして利用しましょう」 | |
| WHO | Guidelines on Physical Activity, Sedentary Behaviour and Sleep for Children under 5 (2019) | 「幼児はストローラーなどで連続1時間以上拘束しないことを推奨」 | 概要ページ |
編集部注:上記ガイドラインは最新改訂を確認済みです。記事内容と矛盾する場合はガイドラインを優先し、速やかに修正します。


