都内(23区外)でスキー、スノーボードを楽しむ記事です。とはいえ、最初から道具を揃えると大変でした。このブログの本筋であるベビーグッズを揃えることと通じることもあるため、子ども中心の道具選びなどを中心に記事を書いていきます。
何歳からスキーに行けるか
スキー場に年齢制限は無いため、何歳からでもスキー場で遊べます。
流石に1歳でスキーブーツを履いてスキー板を装着することは難しいです。実際にスキー場を見ても、自分で滑っているのは3歳くらいの子どもでしょうか。雪で遊ぶ楽しさを伝えたい場合であれば、そり遊びや、雪遊びもできるので、スノーランドがあるスキー場を選べば大丈夫です。
ちなみに、スキースクールは軽井沢プリンスホテルスキー場は4歳からキッズスクールに入れます。
したがって、私のスキーに行くおすすめは4歳からです。
1歳⇨余程のスキー、スノーボードフリークです。パパが抱っこ紐で抱っこ、背負子で背負う、といった方をたまに見かけます。コケることが無い技量がある方くらいしかできないです。また、オムツ替えがある設備かどうかチェックした方が良いです。
2歳⇨雪で遊ぶ楽しさを教える年齢です。パパ、ママに十分な技量がある方だと、広い緩斜面で滑らせている方がいます。長い時間外にいると体調を崩してしまうため、暖かい場所にすぐに連れて行けるスキー場が良いです。
3歳⇨パパ、ママの教え方が上手な方だと、滑らせています。
4歳⇨スキースクールに入れる年齢なので、スキーの履き方、外し方、ボーゲンでの止まり方を教えてもらいましょう。最初は泣くかもしれませんが、2時間程度の講習を2回くらい入れておけば、安心して初心者コースを楽しめます。
初めてのスキー場はどのスキー場がおすすめ?
私のおすすめは軽井沢プリンスホテルスキー場です。
理由は小学生まで無料であること、大体晴れていること、そんなに寒く無いこと。この3つです。(※22年3月時点)
ウチでは長女は3歳からスキーを始めました。
ただ、リフトに1回しか乗らない日もありました。片道2時間半かけ、ガソリン代、高速代をかけて1回で「もうやりたくない」と言われることもしばしば・・・
親が主体で遊びに来ている手前、無理やり「あと1本行こう!」とは言えないですね。
その上、1日券が2,000〜3,000円すると、やりきれない気持ちになります。
雪が降っていたり、寒いと、その時点で子どもは楽しむことができないです。
子どもの気持ちがスキーから離れてしまったら、即座に他の観光や遊びに切り替え、場合によっては帰宅するという選択肢をとる心の準備が必要です。
予算はいくら必要か?
1回の日帰りスキーで必要な金額は約23,800円です。(想定は軽井沢プリンスホテルスキー場)
- リフト券代 1日券 大人 5,000円*2枚
- 高速道路利用料(往復) 6,000円
- ガソリン代 4,800円(ガソリン代:160円/1L 燃費:10km/1L 距離:往復300km)
- 昼食代 3,000円
道具がない場合、レンタル代が必要なので、最低プラス1万円くらい必要です。
何月に行くか?
おすすめは1月です。
多くのスキー場は12月オープンです。早ければ、11月からオープンしていますが、空いているスキー場が少ないため人が集中しています。また、コース数も少なく、リフトも待つことが多いです。もちろん雪質も安定していないことから、雪遊びすると泥だらけになってしまうこともあります。
では、2月、3月はどうでしょうか?
2月はトップシーズン、3月2週目を越えると雪が溶け始めます。
先ほど紹介した軽井沢プリンスホテルスキー場はトップシーズンの土日は特別料金となり、リフト代が高額になります。(7,000円くらい)
そのため、子ども連れで始めてスキーに行くのであれば1月がおすすめです。
2シーズン目以降は子どもも慣れているため、11月ー4月くらいまでしっかりと楽しんでも良いですね。
道具は何を揃えるか
1番最初は手袋だけで良いと思います。
ある程度の誰もが知るメーカーものを揃えると8万円くらいです。エントリーモデルやレースモデルなど、さまざまな価格帯の商品があるので、あくまでも目安にしてください。
- スキー板 20,000円
- スキーブーツ 8,000円
- スキーウエア 20,000円
- スキーソックス 2,000円
- ストック 4,000円
- ヘルメット 10,000円
- ゴーグル 10,000円
- 手袋 6,000円
とはいえ、この後、続けてやるかわからないものに何万円もかけることは難しいので、まずはレンタルで様子を見てみたいです。ただ、COVID-19の影響で、レンタル不可のものも最近はあります。
手袋、ゴーグル、ヘルメットなどです。
ゴーグルは晴れていたら子供は使わないことが多いです。また、ヘルメットについてはレンタル可能であれば、絶対にレンタルしてください。スキー、スノーボードをしていると自分は転ばなくても、ぶつけられることがあります。ニット帽子では守れないので、チャイルドシートと同様にヘルメットはした方が良いです。
もし、レンタル不可の場合は自転車などで使用できるシェル型のヘルメットでも、何も無いよりは良いと思います。
手袋については安いものだと1,000円台からあります。高くなると、GORE-TEX(ゴアテックス)や他透湿素材(汗は発汗し、水は通さない素材のこと)が素材として使われます。予算に余裕があれば、透湿素材を選んでおくと、手袋が冷たくて帰りたくなることが少なくなります。
私の子どもは最初、アルペンなどで2,000-4,000円くらいの手袋を購入しましたが、雪遊びによる水染み込みにより、1日2回交換していました。次の年からバートンのGORE-TEX素材を使用した手袋を買い足した結果、全く染み込まなかったです。ただ、子どもあるあるですが、運動すると暑くなり、手袋を外し、そのまま雪を触ってしまい、濡れた手のまま手袋を履く、ということもありました。車の中には常に予備の手袋を入れていました。
お昼ご飯はどうするか?
おすすめは『ゲレ飯』を楽しんで欲しいです。
『ゲレ飯(めし)』とは、ゲレンデの飲食店で食べるご飯のことです。それぞれのスキー場では地場の特産を使用したラーメンや丼もの、バーガーといった食事を用意しています。昔は冷凍を解凍しただけだったり、レトルトだっったり、美味しく無いイメージがありました。今ではみなさん工夫をしていますね。
軽井沢プリンスホテルスキー場のおすすめは、くりの木リフト側にあるトラットリアプリモです。
パスタが充実していて、味も本格的です。価格は1皿1,000円以上ですが、値段の価値があります。ファミリーが多い印象です。また、大盛りも有料ですが、可能です。
軽井沢プリンスホテルスキー場はどのストアでもクレジットカードやスマホ決済に対応していることは嬉しいですね。
朝は何時に行くか?
スキー場オープン時間から1時間後には着けるように出発したいです。
例えば、軽井沢プリンスホテルスキー場であれば、9時くらいです。
私は2時間半かかるため、自宅を朝6時に出発します。関越自動車道は土日、必ず複数箇所事故渋滞が発生しています。30分程度は渋滞に巻き込まれてもよい時間帯です。
理由は、10時くらいから混んでくるからです。混雑するとリフト券、レンタル申し込みが混雑します。土日祝日は特に混雑し、20分以上待つこともあります。子供は待ち疲れてしまうので、なるべくスムーズに滑り始めたいですね。
また、午前中の方が雪質が良いですし、ゲレンデのバーン(雪面)も整っていて滑りやすいです。午後、気温が上がると雪が溶け始め、夕方になると気温が下がるためガリガリになります。
何時に帰るか?
お昼過ぎには帰る気持ちでいきましょう。子どもの気持ちや体調に合わせられるように、ご飯を食べたら、もっと遊びたいか確認してみると良いでしょう。大人は滑り足りないと思いますが、無理をして怪我をしてしまうと大変なので、早めに帰ると良いです。
また、16時くらいになると帰宅するお客さんが多くなります。
高速道路の渋滞も発生しますね。
宿泊するか?
1年に1、2回しか行かないのであれば、宿泊した方が良いと思います。ただ、冬シーズンのスキー場近隣ホテルは高額です。特にゲレンデ直結ホテルは大人気です。予算に余裕があれば、直結の方が気持ちが楽ですよね。
最後に
私は子ども3人と5年ほどスキー、スノーボードに行っています。車の運転は大変だし、お金もかかるのですが、何事も経験して欲しいと思って始めてみました。始めたあとは、どちらかというと親の方がハマってしまい、年間20回程度は雪山に通っています。
子どもは最初は自分で教えましたが、スクールに入れた方が上達が早かったです。そのため、午前中は子ども3人ともスクールに入れて夫婦で滑る、午後から家族で滑る、という過ごし方が多いです。
東京に住んでいても、十分スキーは楽しめますので、安全だけは留意して楽しめれば良いと思います。