
こんにちは、ベビー用品ブロガーの ぱやP です。
今回は、欧州発の人気ブランドBritax Römer(ブリタックス・レーマー)の最新ベビーシートをご紹介します。
私も3人の子どもに実際に使用しました。
新生児から使えるチャイルドシート選びに悩むはじめてのママ・パパでも安心♪
最新の安全規格「i-Size(アイサイズ)」に対応したモデルを中心に、特徴やスペック、価格、販売情報までまとめました。
こんなシートなら赤ちゃんも快適!ぜひチェックしてみてくださいね。
i-Size(UN R129)ってなに?安全基準をやさしく解説 🤔
まずはi-Size(アイサイズ)という言葉について説明します。
i-Sizeとは、従来使われてきたECE R44/04規格を強化した最新のチャイルドシート安全基準(UN R129規則)です。
主なポイントは次のとおりです:
- 側面衝突試験の追加:従来は前面・背面衝突のみでしたが、i-Sizeでは側面からの衝突テストも義務化されています。万が一の横からの事故でも、赤ちゃんの頭部をしっかり守れるようになりました。
- 後ろ向き装着期間の延長:i-Size規格では15か月齢までは後ろ向きで使用することが求められています。従来(R44規格)では9か月頃から前向きOKでしたが、より長く後ろ向きで乗せることで安全性を高める狙いがあります。
- ISOFIXを前提とした取付:i-Size対応シートは、ISOFIXによる取り付けを基本としています。車側のISOFIX金具にカチッと固定でき、シートベルトでの装着ミスを減らせるため、安全性と装着の確実性が向上します。
- 身長基準で適合を表示:従来は「体重〇kg以下」「年齢〇歳まで」といった表示でしたが、i-Sizeでは身長何cmから何cmまでという表記になっています。赤ちゃんの成長に合わせて直感的に選びやすく、「いつまで使えるか」が分かりやすいのもメリットです。
- より厳しい安全基準:他にも、新しいクラッシュテストダミーの採用や頭部・首への負荷基準の強化など、総合的に安全性能がアップしています。欧州では2023年以降R44規格シートの販売が順次終了し、今後はR129(i-Size)規格が主流になっていくとされています。
日本でも現在はECE R44/04準拠のチャイルドシートが多いものの、ブリタックス レーマーのようにいち早くi-Size対応モデルを投入するメーカーも増えてきました。
安全性重視のママ・パパにとって、i-Size対応ベビーシートは心強い選択肢と言えるでしょう👍
Britax Römerってどんなブランド? 🌟
ところで「ブリタックス・レーマーって聞いたことないけど大丈夫?」という方のために、ブランドについても簡単にご紹介します。
Britax Römerは、イギリスのBritax(ブライタックス)社とドイツのRömer(レーマー)社が合併して生まれた欧州トップクラスのチャイルドシートブランドです。
1960年代から50年以上にわたり幼児用カーシートを手がけており、英国王室御用達としても知られる信頼と実績のあるメーカーなんですよ。
ヨーロッパ製造にもこだわり、安全基準策定にも関与してきた歴史があり、安全性への取り組みには定評があります。
日本国内では以前は伊藤忠商事が輸入代理店でしたが、現在はGMPインターナショナル(エアバギーなどを扱う会社)が正規代理店を務めています。
そのため国内のAirBuggy直営店(店舗情報は後述)や公式オンラインショップのほか、Amazonや楽天市場などでも「日本正規品」として購入可能です。
正規品にはメーカー保証が付きますし、条件付きの無償交換サービス(万一の事故時のシート交換等)も用意されているので、安心して選んでくださいね。
では、いよいよブリタックス・レーマーの最新i-Size対応ベビーシート3モデルをご紹介します!
ブリタックス・レーマー最新ベビーシートラインナップ 🚗💨
現在日本で正規に購入できるBritax Römerのベビーシート(新生児用チャイルドシート)は、すべて最新安全基準i-Size適合(UN R129認証)モデルです。その主なラインナップは以下の3モデルとなります:
- BABY-SAFE3 i-SIZE(ベビーセーフ3 アイサイズ) – 新生児〜15か月頃 (身長40〜83cm) 対応。扱いやすさと安全性を両立したスタンダードモデル。
- BABY-SAFE iSENSE(ベビーセーフ アイセンス) – 新生児〜15か月頃 (身長40〜83cm) 対応。LEDライト搭載のハイテク上位モデル。
- BABY-SAFE PRO(ベビーセーフ プロ) – 新生児〜15か月頃 (身長40〜85cm) 対応。最軽量設計と独自リクライニング機能を備えた最新モデル。
それぞれ特徴が異なりますので、順番に詳しく見ていきましょう♪
BABY-SAFE3 i-SIZE(ベビーセーフ3 アイサイズ)

「まずはこれ!」といえる基本モデル。
新生児から約15ヶ月(身長40〜83cm、体重13kgまで)対応のベビーシート。
従来モデルから改良され、先進の使いやすさと安全性を両立したマルチスタイルなシートになっています。取り外し可能な新生児インレイ(クッション)付きで、赤ちゃんの体をしっかり支えつつ、ブリタックス独自の「ライフラットテクノロジー」によってより自然で平らな姿勢を確保します。
これにより人間工学に基づいた快適性が実現され、長時間ドライブでも赤ちゃんが楽な姿勢で過ごせるんです
装着方法はISOFIXベースメント(専用ベース)を使った固定と、3点式シートベルトでの直接固定の両方に対応しています。
ISOFIXベースを使用すればワンタッチで着脱が可能で、シートを車外に持ち出すのもラクラク。
特に別売の回転式ベースを組み合わせれば、シートを車のドア側に回転させて赤ちゃんの乗せ降ろしができるのでとても便利です!
もちろん5点式ハーネスでしっかり赤ちゃんを固定でき、安全性能もバッチリ。
欧州の厳しい安全基準をクリアしているので、初めてのチャイルドシートでも安心してお使いいただけますね👍
ちなみにベビーセーフ3 アイサイズの本体重量は約4.6kg。
ベース無しでもシートベルト固定で使えるため、例えばタクシー移動などISOFIXのない車でも柔軟に対応できます。価格は税込39,600円ほどが目安。
Amazonや楽天市場ではカラーによって多少割引がある場合もあり、3万円台後半〜4万円程度で販売されています。
標準カラーはミッドナイトグレー、フロストグレー、インディゴブルー、スペースブラックなどシックな展開で、車内インテリアにも馴染みやすいですよ。
BABY-SAFE iSENSE(ベビーセーフ アイセンス)

ハイエンドモデルに位置づけられるのがこちら、ベビーセーフ iSense です。その名の通り“i-SENSE(アイセンス)”=スマートセンサーライト技術を搭載しているのが最大の特徴!
世界初の新技術で、シート両側に内蔵されたLEDライトが周囲が暗くなると自動点灯し、赤ちゃんの様子をやさしく照らします。
夜間のドライブ中でもミラー越しに表情を確認できたり、暗い駐車場での乗せ降ろしでも赤ちゃんの姿が見えて安心なんです。
また、ベースメントやベビーカー装着部にもライトが照らされるため、暗がりでもシートの着脱が確実に行える工夫がされています。
まさに「賢い」ベビーシートですね✨
基本的なサイズ・適用範囲(新生児〜15ヶ月/40〜83cm)はベビーセーフ3と同じですが、iSenseは専用のFLEX BASE iSENSE(フレックスベース アイセンス)を組み合わせることで真価を発揮します。
ベース経由のISOFIX固定でワンタッチ着脱できるのはもちろん、ベースは360°回転式なので赤ちゃんを乗せるときシートをクルッとドア側に向けられて超便利!
車からベビーカーへの移行(トラベルシステム対応)もスムーズで、日々の送迎やお出かけがストレスフリーになりますよ。
ベビーセーフ iSenseの本体重量は約4.8kgと、3モデル中ではやや重めですが、その分しっかりした造りで高級感があります。
頭部や体を包み込むクッション性も高く、赤ちゃんにとって居心地の良い空間が提供されます。
そしてお値段は税込46,200円ほどとやはりハイエンド。
しかし「安全と便利さには代えられない!」という方には最適な一品でしょう。最新ガジェット好きのパパにもウケが良さそうですね😊
BABY-SAFE PRO(ベビーセーフ プロ)

2025年新登場の最新モデル!
ブリタックスが満を持して投入した次世代ベビーシートがこのベビーセーフ Pro(プロ)です。
最大の特徴は何と言ってもその軽さと革新機能。本体重量はわずか3.9kgと、従来モデルから大幅な軽量化を実現しました。
赤ちゃんを乗せても持ち運びしやすく、「チャイルドシートは重くて大変…😓」というママ・パパの悩みをぐっと軽減してくれます。ベビーカーとのドッキング(トラベルシステム)利用時にも、この軽さは大きなメリットですね。
そして注目すべきは、ブリタックス独自の「エルゴ・リクライニング機能」を搭載していること!
従来のベビーシートよりもさらにフラットな姿勢で赤ちゃんを乗せられるリクライニング構造になっており、人間工学に基づいた理想的な姿勢をサポートします。
リクライニングは車内でも車外でもワンタッチで切り替え可能なので、ドライブ中に赤ちゃんが眠ってしまっても、シートごと楽な姿勢に調整してあげられます。
狭いシート内でも気道が確保しやすく、背骨の発達にも配慮された設計なので、新生児期から安心して使えますね👍
ベビーセーフ Proは、新開発のVARIO BASE 5Z(バリオベース5Z)に対応したモジュラーシステムの一部として設計されています。このベースももちろん360°回転式で、開いたドア側にシートを回して赤ちゃんを乗せ降ろしでき、とてもスマート。
さらにDualfix 5Z(生後3か月〜4歳用の回転式シート)とベースを共用できるため、成長に合わせてシートを買い足すことで4歳頃まで一貫して後ろ向き安全装着を実現する拡張性も魅力です。
なお、ベビーセーフ Pro本体はISOFIXベースを使わず車のシートベルトだけでも取り付け可能なので、セカンドカーや実家の車などベースを移さず使いたい場合にも便利ですよ。
カラーラインナップも豊富で、ソフトトープ(優しいベージュ)やダスティローズ、カーボンブラックなどおしゃれで多彩な展開となっています。
価格は税込45,100円ほど。性能を考えれば納得のプライスですが、発売記念キャンペーンやセット販売(ベースとの同時購入割引など)も期待できるかもしれません。
最新モデルらしく、既に「2025年グッドデザイン賞」を受賞したとの情報もあります(※2025年現在)。
安全性・快適性・利便性の三拍子揃ったベビーシートとして要注目です!🎵
3モデルのスペック比較表
最後に、紹介した3モデルの主なスペックと特徴をまとめた比較表を掲載します。ご自身のライフスタイルやお好みに合わせて、どのモデルがベストか検討してみてください。
モデル名 | 対応身長・体重 (参考月齢) | 本体重量 | 特徴 | 価格(税込)目安 |
---|---|---|---|---|
ベビーセーフ3 i-SIZE | 40〜83cm・〜13kg(〜15か月) | 約4.6kg | 基本モデル。新生児インサート+ライフラット機能で快適。ISOFIXベースorベルト固定対応。 | 約¥39,600前後 |
ベビーセーフ iSense | 40〜83cm・〜13kg(〜15か月) | 約4.8kg | 上位モデル。暗闇で光るLEDライト搭載。専用ISOFIX回転ベース対応で着脱簡単。 | 約¥46,200前後 |
ベビーセーフ Pro | 40〜85cm・〜13kg(〜15か月) | 3.9kg | 最新モデル。最軽量で持ち運び楽々。平らにできるエルゴリクライニング搭載。新型ISOFIX回転ベース対応。 | 約¥45,100前後 |
(※価格は公式オンライン税込価格。販売店や時期により変動します)
ご覧のように、それぞれ一長一短ありますが、いずれもi-Size対応の高い安全性を備えた優秀なベビーシートです。では最後に、日本での購入方法について補足します。
購入はどこでできる?日本での正規販売情報 🛒
Britax Römerのベビーシートは、前述のとおり日本正規代理店のGMPインターナショナルを通じて販売されています。主な購入ルートは以下のとおりです。
- AirBuggy直営店:東京(渋谷・代官山)や名古屋などにあるベビー用品専門店「CHILDSEAT LAB.」や「AIRBUGGY」店舗で実物を試せます。店頭では取り付けのアドバイスも受けられるので安心です。
▶︎関連記事:ベビーカー購入渋谷エリアの記事はこちら!
- 公式オンラインストア:AirBuggyの公式通販サイトや、楽天市場のメーカー直営ショップから購入可能ですi。ポイントキャンペーン時にはお得に買えることも。
- Amazonや楽天市場などECサイト:「ブリタックス レーマー 日本正規品」と明記された商品を選びましょう。Amazonでは在庫やカラーによって定価より割引されていることもあり、探せば掘り出し物価格に出会えるかも。楽天市場でもクーポンやセールを活用すればポイント還元で実質価格を抑えられます。
- ベビー用品店:一部の大型ベビー用品専門店でも取り扱いがあります(店舗情報はAirBuggyサイトの「パートナーショップ一覧」を参照)。地方在住の方は近くのお店に問い合わせてみると良いでしょう。
正規品にはメーカー保証が付きますし、万一の不具合時のサポートも受けられます。さらに条件付きではありますが事故交換サービス(購入後一定期間内に交通事故に遭った際、新しいシートと無償交換してもらえる制度)も利用可能です。これは大手海外ブランドならではの手厚いサポートですね。
よくある取り付けミスTOP5

せっかく安全性が高いチャイルドシートを買ったとしても、
取り付けがミスってたら意味がありません。
私もお客様の車に取り付けチェックに行くと、シートベルトの締め付けが足りないことがよくありました。
JAF・警察庁 2024 年調査では、38.1 %が誤装着。
ワースト 5 の理由はこちら!
- 腰ベルトの締め付け不足
- 肩ベルト高さの不適合
- ISOFIX クリック不完全
- サポートレッグ未接地
- シートベルトのねじれ
1位の締め付け不足は私も何度も見ました。チャイルドシートをゆすってみるとグラグラしていることがあります。ISOFIXは安心できますね。
失敗しない購入ガイド
チャイルドシートは高価であれば良い、というわけではないです。
使用する車やライフスタイルでもまったく違うので、注意するポイントを知っておくと良いと思います。
- 価格:回転式は 4〜7 万円、固定式は 2〜4 万円が目安。それよりも安い商品は何か理由がある。
- 使用する車:軽自動車は横幅 440 mm 以下だと楽。
- ライフスタイル:週 1 ドライブなら固定式 + ベビーキャリー併用もアリ
よくある質問(FAQ)
Q. チャイルドシートは何歳まで必要?
A. 法律上は6 歳の誕生日前日まで義務ですが、身長 140 cm までは学童用がおすすめ。
Q. ISOFIX 未対応車でも i-Size シートは使える?
A. いいえ。i-Size 規格は ISOFIX 固定が必須です。
Q. 中古品は安全?
A. 使用期限(多くは製造後 7 年)と事故歴の確認が取れないものは避けましょう。
まとめ:赤ちゃんと安心お出かけを楽しもう! 🥰🚗
いかがでしたか?Britax Römerの最新ベビーシート3モデル、それぞれの魅力が伝わりましたでしょうか。どのモデルも「はじめてのママ・パパでも安心♪」と胸を張っておすすめできる高品質なチャイルドシートです。安全基準i-Size対応で守られている安心感と、赤ちゃんがニコニコ快適に過ごせる工夫がいっぱい詰まっています。
ぜひ赤ちゃんにピッタリの一台を選んでいただき、これから始まるカーライフを楽しんでくださいね!赤ちゃんとのドライブは、新しい発見と笑顔であふれる素敵な時間になるはずですよ😊💕「ブリタックス レーマー ベビーセーフ」シリーズが、そのお手伝いになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。この記事がチャイルドシート選びの参考になれば嬉しいです♪ 安全で楽しいドライブを!🚙💕
参考文献・出典: Britax公式サイト、ほか。各種スペック・価格は2025年6月時点の日本国内向け情報。最新の情報は公式サイト等で随時ご確認ください。
当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
この記事を書いた人
「チャイルドシートはSGマークや最新のUN R129(i-Size)認証をまずチェック。ISOFIX対応で側面衝突保護が厚く、15か月までは後ろ向きで使えるモデルを選べば、万が一のときも赤ちゃんをしっかり守れますよ。」
ぱやP ─ 出産準備アドバイザー/元ベビー・子ども服バイヤー
子供服ブランドで10年。百貨店、アカチャンホンポ、ベビーザラス店舗で年間1,200組以上のファミリーに接客を担当。チャイルドシート指導員資格保有。現在は異業種勤務だが、ベビーアドバイザー資格取得に向け勉強中。3児の父として「実体験×業界目線」で赤ちゃんグッズ選びをサポートします。
最終更新:2025-05-19
参考ガイドライン
出典 | 抜粋した内容 |
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交通安全の情報(警察庁) | 6歳になるまでは必ずチャイルドシートを使用し、6歳以上でもシートベルトが正しく当たる体格になるまでは継続使用を |
みんなの消費安全ナビ from 消費者庁vol.653(消費者庁) | 購入時は UN R129(i-Size)などの新安全基準に適合した製品を選びましょう |
みんなの消費安全ナビ from 消費者庁vol.653(消費者庁) | 国土交通省の保安基準に適合した Eマーク/SGマーク が付いているか確認する |
みんなの消費安全ナビ from 消費者庁vol.653(消費者庁) | シートベルト固定より誤使用が少ない ISOFIX方式 のチャイルドシートを推奨 |
チャイルドシートアセスメント(国土交通省) | ISO-FIX固定で前面衝突試験などの評価がすべて『優』の機種には専用マークを表示(国土交通省 安全性能評価) |