【結論】タダなら貰う。買うならよく考える
ベビーカーを販売していた当時、よく聞かれました。出産準備品の相談に乗るときに「貰い物もあるのですが、新しく買った方が良いですか?」と聞かれたら、私は「貰えるものは貰いましょう」と答えていました。
貰える場合
兄弟に先に子供が生まれている場合、使わなくなったベビーカーを貰える場合があります。そんなときは貰ったほうが良いです。
ただ、状態は確認してください。フレームが割れていたり、タイヤの軸が曲がっていたり、プラスチックパーツに亀裂が入っている場合はやめておきましょう。赤ちゃんが指を挟んで怪我をしたり、引っ掛けてしまったり、バランスを崩して倒れてしまったりということが考えられます。
メーカーではコンビ、アップリカでも上位機種はフレームも太く、タイヤも大きいため、ガタついていることが少ないですが、流行りの軽量モデルは2年間頻繁に使ったあとはガタつきが見られます。
貰えるものに優劣をつけることはしたくはありませんが、貰うと処分しにくいですよね。
メルカリで買う場合
ベビーカーでメルカリを買う場合以下の点に注意してください。
①ワンオーナーか
前のオーナーがどんな使い方をしていたかは現在のオーナーはわからないため、目に見えない不良がある可能性があります。
②何年、どのくらいの頻度で使用したか
五年以内購入で使用頻度が週一回とかは掘り出し物です。
③ プラスチックパーツが 破損していないか
経年劣化している場合があります。
シートの汚れ吐き戻しのある場合、メッシュに入り込んでいることがある
たためるかフレームがゆがみ、たためなくなるケースがあります。
エアタイヤの場合は、使用していない期間が何年あるか使用から数年たち、空気が無い状態で置いておくと、久しぶりに空気を入れるとバーストすることがあります。チューブ交換が出来るモデルか確認しましょう。単品で販売していたり、保証書があれば対応してくれる場合があります。
④保証書
保証期間は切れていても、正しいモデル名などがわかれば、部品や付属品を買うときに楽です。
⑤ファブリックが色褪せしていないか
保管場所が外の場合、ファブリックが色褪せていることが多いです。玄関や、物置よりも保管状態が悪いため、プラスチック部品が劣化している可能性が高いです。
⑥付属品はついているか
海外製ベビーカーはレインカバー、サンシェードが付属していたり、ベビーシート(チャイルドシート)とドッキングするためのアダプタがついている場合があります。メーカーページには付属品として掲載されているので、事前に確認しておきたいですね。コンビのエッグショッククッションなどはなくなる事が多い付属品です。必ずしも必要無いので、割引交渉の材料くらいに考えておきましょう。
ベビーカーは修理できるか?
もし、破損したベビーカーを貰ったり、買った場合、修理は可能でしょうか。
国内ベビーカーメーカーの場合は部品があれば、部品販売で対応してくれるか、保証期間内であれば、引き取り修理なども可能です。メーカーに送ってみないと、いくらの修理代金かはわからないことが多いです。
海外ベビーカーメーカーの場合はもっと厳しいです。輸入代理店が大きい場合は部品を別途国内で持っていることがありますが、そうでなければ部品すら手に入りません。部品は多くの場合は正常品から抜き取られて販売されます。
したがって販売終了モデルだと、より難しいです。
信用できるメーカーは?
百貨店で販売されているメーカー、代理店が信用できます。百貨店にはメンテナンス可能でなければ棚に置くことが難しいので、信頼性が他の販路よりも高いです。 ベビーカーは道具なので、いくら壊れにくいと言われていても、壊れてしまうことはあります。実機を触ってみて比べることがおすすめです。
中古ベビーカーのおすすめ
個人的に中古でも頑丈だと思うモデルはエアバギーです。エアバギーはフレームが直線的で負荷がかかりにくいため、ガタつきが少ないです。また、チューブについてもメーカーがしっかりとサポートしてくれます。
数年前(2019年7月現在)に流行ってため、中古市場に流れていることも多いです。たくさんの在庫があれば、安く、良い状態のものが手に愛りやすいということなので、おすすめです。