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【実機レビュー】Bugaboo Bee 6は都市型ベビーカーの到達点か?──実走インプレ&他モデル徹底比較

Bugaboo Bee6 ベビーカー

ぱやP
ぱやP

こんにちは、ぱやPです!今回はBugaboo Bee(バガブー ビー)6をレビュー。押し心地は極めて軽快。独立4輪サスペンション&7インチタイヤで段差をいなす感じが上手くできてます。片手押しも余裕です。

たたんだときには自立します。玄関やカフェの隅で“スッ”と立つので都内での相性も抜群。

ただ、Bee 6は公式には廃番品

現行の同系ポジションはDragonflyButterfly 2を検討ください。


試走した感想:都内の“段差&狭さ”で試す

1)押し心地・小回り

歩道の点字ブロックや舗装の継ぎ目を“スッ”と越える感触がストレスフリー。独立4輪サス+7インチホイールの効果で、段差の角で車体がビクつかない。シングル手押しでも進路修正が片手で完結します。

2)寝かしドライブの安定感

昼寝に入りかけのタイミングで路面が荒くても、ダンピングが効いて“ゆさゆさ”感がない。ガタ付きが少なく、赤ちゃんが寝ていても安心です。

3)折りたたみ・持ち運び

玄関土間に“立てて置ける”のが、とにかくラク。カフェでも他のお客さんに気兼ねしない省スペース性は、街中でのQOLを確実に上げます。

4)夏の通気性&幌

シグネチャーのピーカブー窓+メッシュパネル。座面背面にも通気強化が入り、ムレのピーク時でも体温こもりを抑えやすい設計です。

5)サイズ&積載

本体約9.4kg/幅約53.3cm

エレベーターや改札付近の“すれ違い”でも緊張が少ない絶妙サイズ。

座席耐荷重は前向き時 約22kg/対面時 約15kgでロングユースが可能です。


スペック

  • 重量:約9.4kg
  • :約53.3cm
  • 車輪:前後とも7インチ(パンクレス)
  • 耐荷重:前向き最大約22kg/対面最大約15kg
  • 特徴:独立4輪サスペンション、自立スタンド、回転バンパーバー、通気性強化。

シーン別おすすめ度

  • 駅⇄保育園の毎日運用(徒歩+電車):★★★★★
  • 商業施設のウィンドーショッピング:★★★★★
  • 未舗装多めの公園:★★★☆☆(走れるが“得意分野”ではない)

個人的な「ここが好き」ポイント

  • 片手操作&直進安定:狭小路でもストレス低い。
  • 自立できる設計で“置き場所の心配”が激減。
  • バスケットが大きく開いて使いやすい。
bee6のポイント1

個人的な「ここは要注意」ポイント

  • 本体重量は軽量級ではない(約9.4kg)ため、階段運搬は腕力が要る。
  • 現行は廃盤で新品の選択肢が限られる(中古・在庫販売が中心)。

【同ブランド内】Bee 6と何が違う?(Dragonfly/Butterfly 2/Fox 5)

1)Dragonfly(ドラゴンフライ):都市型フル機能の“後継ポジション”

ぱやP
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段差のいなしと荷物のいいとこ取り。ベビーカー1台完結派なら本命だと思う。

  • 重量目安:シート付で約9.9kg。幅は約52cm。都市サイズの上限ギリを攻め、走破性と積載が増す。
  • 向いている人Beeの押し心地が好きだが、荷物量・拡張性も欲しい人。

関連記事▶︎ ドラゴンフライのレビュー記事はこちら

2)Butterfly 2(バタフライ2):トラベル&街乗りの“最軽量快適派”

ぱやP
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軽さ・収納性ではBee 6より楽。座席の快適性や段差への耐性は“ほどほど”。

  • 重量:約7.3kg。片手1秒でたためる携帯性が武器。
  • 向いている人電車・階段・車載を頻繁に繰り返す生活導線の方。

関連記事▶︎ バタフライ2のレビュー記事はこちら

3)Fox 5 リニュー:フルサイズの王道

ぱやP
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車幅・重量とも増えるけど、大型ホイール&サスペンションで走破性は段違い。

  • 重量:12.3 kg
  • 向いている人郊外散歩・公園が中心の方。車移動の方。

関連記事▶︎ フォックス5リニューのレビュー記事はこちら


他ブランドとの比較(YOYO³/Cybex Eezy S Twist)

1)Stokke(旧Babyzen)YOYO³

  • 重量:6+で約6.2kg、新生児0+は約6.6kg。携行性は抜群。
  • 特徴:機動力特化の“最小最軽量クラス”
  • Bee 6との違い
    • 軽さ・折りたたみの速さはYOYO³が上。
    • 快適性(段差・サスの余裕)や座席ゆとり感はBee 6に軍配。
    • 体感として“長距離・長時間”はBee 6がラク。

関連記事▶︎ YOYOのレビュー記事はこちら

2)Cybex Eezy S Twist(+2/2)

  • 強み座面360°回転で“対面⇄前向き”の切替が片手で即。耐荷重は最大約22kg。製品重量は約8.3kg
  • Bee 6との違い
    • 対面⇄前向きの切替頻度が高い家庭はCybexの回転ギミックが便利。
    • 段差耐性やブレーキフィールはBee 6が好印象(実走体感+サス構成からの性格差)。

早見表(要点比較)

モデル重量幅(目安)得意分野
Bee 6約9.4kg約53.3cm都市の毎日使い・段差いなし・自立収納。
Dragonfly約9.9kg(シート仕様)約52cm都市型で積載・拡張も欲しい“1台完結”。
Butterfly 2約7.3kg44.8cm階段・車載・旅行が多い軽量派。
YOYO³6.59kg44cm超軽量・携行性最優先。
Cybex Eezy S Twist 2約8.3kg約45cm座面360°回転で対面⇄前向き即切替。

ベビーカー購入前のチェックリスト(都市生活の“詰み”回避)

  1. 家の導線:玄関幅/段差の有無/エレベーター入口のサイズを確認
  2. 保育園ラック:置きやすさ、スペースを確認。
  3. 持ち上げ頻度:階段多めならButterfly 2やYOYO³も候補に。
  4. 向き切替の頻度:対面⇄前向きをよく替えそうか確認。正直そんなに変更しないと思うけど。
  5. 入手性:Bee 6は廃盤。新品=限られた流通、将来の純正アクセ在庫は事前確認。

よくある質問(FAQ)

Q
Bee 6は新品で買える?
A

廃盤のため在庫はある限り。一部ショップ在庫や中古は流通します。現行代替としてDragonfly(都市型フル機能)やButterfly 2(軽量トラベル)が選択肢。

Q
都内の段差やタイルに強い?
A

独立4輪サス+7インチで段差いなしが得意。寝かし運用の“振動ストレス”が少ないのが美点。

Q
コンパクトさだけで選ぶなら?
A

Butterfly 2YOYO³が有利。頻繁に“持つ・畳む・運ぶ”生活なら、こちら。


まとめ:Bee 6は“都市の日常”に刺さる。いま買うなら後継ポジのDragonfly/軽量のButterfly 2とも比較を

ぱやP
ぱやP

軽快な押し心地、自立、夏の通気性は都市型ベビーカーの完成度として今でも魅力十分。ただし、現行は廃盤のため、同じ機能性ならDragonfly/軽量重視ならButterfly 2を実機確認してから最終判断するのがベストです。


この記事を書いた人

「ベビーカーはSGマーク付き、またはEN1888規格かをまず確認。フレーム剛性が高く、タイヤ口径が大きなモデルを選ぶことで段差もスイスイ進むことができますよ。」

ぱやP ─ 出産準備アドバイザー/元ベビー・子ども服バイヤー
子供服ブランドで10年。百貨店、アカチャンホンポ、ベビーザラス店舗で年間1,200組以上のファミリーに接客を担当。チャイルドシート指導員資格保有。現在は異業種勤務だが、ベビーアドバイザー資格取得に向け勉強中。3児の父として「実体験×業界目線」で赤ちゃんグッズ選びをサポートします。

最終更新:2025-06-05


参考ガイドライン

発行機関タイトル・年重要抜粋原文
国土交通省「ベビーカー利用にあたってのお願い」
(2024 改訂)
エスカレーターや階段はベビーカーから子供を下ろして利用しましょう PDF
WHOGuidelines on Physical Activity, Sedentary Behaviour and Sleep for Children under 5 (2019)「幼児はストローラーなどで連続1時間以上拘束しないことを推奨」 概要ページ

編集部注:上記ガイドラインは 2025年5月時点で最新改訂を確認済みです。記事内容と矛盾する場合はガイドラインを優先し、速やかに修正します。

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