赤ちゃんのお風呂グッズは「揃えすぎて使わなかった」という後悔が多いカテゴリのひとつです。この記事では本当に必要なものと、なくても問題ないものを正直にお伝えします。
ベビーバスは「1〜2ヶ月で卒業する」前提で選ぶ
ベビーバスは首が据わるまでの沐浴(生後1〜2ヶ月程度)に使うアイテムです。その後は大人と一緒に浴槽で入浴するため、使用期間が非常に短いです。
種類と選び方
| タイプ | 価格目安 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| プラスチック製(固定型) | 2,000〜3,000円 | 安定感がある・安価 | 大きくて収納場所に困る |
| 折りたたみシリコン製 | 3,000〜5,000円 | 収納しやすい・軽い | やや不安定 |
| エアータブ(空気を入れるタイプ) | 2,000〜3,000円 | 柔らかく赤ちゃんが当たっても安心 | 空気の出し入れが手間 |
ストッケ フレキシバスは折りたたみ式でコンパクトになり、沐浴後も長年使えると人気ですが、5,000〜7,000円と価格は高めです。
レンタルも有力な選択肢
使用期間が1〜2ヶ月と短いため、ベビーバスはレンタルが最もコスパが良いです。ダスキン・ナイスベビー等でレンタルできます。
キッチンシンクやバケツで代用するケースも
一人暮らし・狭い家ではキッチンのシンクで沐浴させるパパ・ママも多くいます。衛生的に問題ないとされてますが、腰への負担がやばいです。
ベビーソープ:全身・頭皮・顔を1本で洗えるタイプが基本
新生児の肌は皮脂が多く(生後2〜3週間でガクっと減ります)、その後は逆に乾燥しやすくなります。肌質に応じたソープ選びが大切です。
種類の選び方
| タイプ | 特徴 | おすすめ対象 |
|---|---|---|
| 泡タイプ | 片手でプッシュしてすぐ使える | 産後の慌ただしい時期に最適 |
| 液体タイプ | コスパが良い・泡立てが必要 | 余裕が出てきてから |
| 固形石けん | 無添加成分が多い | 肌が敏感な赤ちゃんに |
産後すぐは泡タイプが断然おすすめです。 片手で赤ちゃんを支えながら洗う沐浴では、ポンプ1プッシュで泡が出るタイプが最も使いやすいです。
成分で選ぶポイント
- 無添加・無香料・弱酸性のものを選ぶ
- アレルギー表示(27品目アレルゲン)の確認
- 全身(頭皮・顔・身体)に使えるタイプが1本あれば十分
保湿剤:沐浴後すぐに保湿が基本
新生児の肌は外の環境に慣れておらず、生後2〜3週間以降から急激に乾燥しやすくなります。沐浴後は必ず保湿ケアをしてください。
保湿剤の種類
| タイプ | 特徴 |
|---|---|
| ローション | のびがよく全身に塗りやすい・夏向き |
| クリーム | 保湿力高め・乾燥しやすい部位に重ね塗り |
| オイル | 天然成分が多い・ベタつく場合あり |
| ワセリン | シンプルな成分・荒れた部位の保護に |
産後すぐはローションタイプ1本から始めるのが最も簡単です。 特別なブランドにこだわる必要はなく、ドラッグストアで購入できるピジョン・アトピタ・キュレル等で十分です。
保湿は「量より頻度」
少量を塗っても効果が薄いです。沐浴後すぐに(水分をふき取った直後・完全に乾ききる前に)たっぷり塗るのがポイントです。
その他の必要グッズ
ベビー綿棒(必須)
耳・鼻・へその緒のお手入れに使います。大人用より細い専用タイプを選んでください。
ベビー爪切り(必須)
新生児の爪は薄くて軟らかく折れやすいです。やすりが付いたタイプが安全。乳幼児用ハサミタイプ・はさみタイプ・電動やすりタイプがあります。授乳中に寝ていて動かない状態で切ると楽です。
ガーゼハンカチ(必須・5〜10枚)
沐浴中に赤ちゃんにかけてあげたり、授乳後の拭き取りに使います。5〜10枚入りパックでまとめて購入するのがコスパ良し。
買わなくてもいいもの
ベビーオイル(産前は不要) → 普通の保湿ローションで代用可。ベタつきが気になる場合もあり。
ベビーパウダー → 現在の育児ではほとんど使われていません。吸入リスクもあり、使用は推奨されていない傾向があります。
沐浴剤 → お湯に入れるだけで洗い流し不要な「沐浴剤」は便利ですが、ソープで洗う方が清潔です。ワンオペのときの緊急手段程度に考えておくのが現実的です。
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よくある質問(FAQ)
- Qベビーバスはいつまで使いますか?
- A
首が据わるまでの生後1〜2ヶ月程度が目安です。その後は大人と一緒に浴槽で入浴するため、使用期間は非常に短いです。費用を抑えたい場合はレンタルが最も効率的です。
- Qベビーバスをキッチンのシンクで代用できますか?
- A
衛生的に問題ありません。狭い住環境や一人暮らし産後の場合に活用されているスタイルです。ただし腰を屈める体制が続くため、帝王切開後や腰痛持ちの方には向いていません。
- Qベビーソープとベビーシャンプーは別々に必要ですか?
- A
必須ではありません。現在は全身・頭皮・顔を1本で洗えるオールインワンタイプが主流です。「全身に使用可能」と表記されたものを1本選べば十分です。
- Q保湿剤はいつから使い始めればいいですか?
- A
退院直後から使い始めることをおすすめします。新生児期は皮脂が多めですが、生後2〜3週間以降から急激に乾燥しやすくなります。沐浴後すぐ(水分を軽くふき取った直後)に塗るのが最も効果的です。
- Qベビーパウダーは必要ですか?
- A
現在の育児では推奨されていません。粉末の吸入リスクがあり、小児科学会でも使用が推奨されていない傾向があります。あせも対策は保湿ローションや通気性の良い素材の肌着で対応してください。
- Q沐浴剤とベビーソープ、どちらを使うべきですか?
- A
ベビーソープでしっかり洗うことをおすすめします。沐浴剤はお湯に溶かして洗い流し不要で使えますが、皮脂や汚れを落とす力はベビーソープの方が高いです。ワンオペ育児の忙しい日の補助として使う程度が現実的です。
この記事を書いた人

ぱやP ─ 出産準備アドバイザー/元ベビー・子ども服バイヤー
子供服ブランドで10年。百貨店、アカチャンホンポ、ベビーザラス店舗で年間1,200組以上のファミリーに接客を担当。チャイルドシート指導員資格保有。現在は異業種勤務だが、ベビーアドバイザー資格取得に向け勉強中。3児の父として「実体験×業界目線」で赤ちゃんグッズ選びをサポートします。
「ベビーカーはSGマーク付き、またはEN1888規格かをまず確認。フレーム剛性が高く、タイヤ口径が大きなモデルを選ぶことで段差もスイスイ進むことができますよ。」
参考ガイドライン
| 発行機関 | タイトル・年 | 重要抜粋 | 原文 |
|---|---|---|---|
| 国土交通省 | 「ベビーカー利用にあたってのお願い」 (2024 改訂) | 「エスカレーターや階段はベビーカーから子供を下ろして利用しましょう」 | |
| WHO | Guidelines on Physical Activity, Sedentary Behaviour and Sleep for Children under 5 (2019) | 「幼児はストローラーなどで連続1時間以上拘束しないことを推奨」 | 概要ページ |
編集部注:上記ガイドラインは最新改訂を確認済みです。記事内容と矛盾する場合はガイドラインを優先し、速やかに修正します。


