「軽くてコンパクトなものがいい」「でも走行性も犠牲にしたくない」「デザインにもこだわりたい」——そういう欲張りなご要望に、わりとしっかり応えてくれるモデルが Leclerc Baby(ルクレールベビー)の Influencer Air(インフルエンサー エア) です。本体重量わずか 6.6kg、折りたたみサイズも超コンパクト。価格帯は 70,000〜85,000円前後という、ハイエンドなトラベルストローラーカテゴリでも存在感を放つ一台です。電車・バス移動が多いご家庭や、旅行に連れていきたいご家庭に特におすすめしたいモデルを、専門家目線で正直にレビューします。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象月齢 | 生後6ヶ月〜5歳頃(22kgまで)※バシネット別売で新生児から対応 |
| 本体重量 | 6.6kg |
| 折りたたみサイズ | 幅47×奥行24×高さ56cm |
| 使用時サイズ | 幅47×奥行61×高さ101.5cm |
| 価格目安 | ¥70,000〜85,000前後(国内取扱店) |
| タイプ | B型(前向き専用)コンパクトストローラー |
| 耐荷重 | シート:22kg / バスケット:3kg |
| 保証 | メーカー2年保証 |
| 付属品 | バンパーバー、トラベルバッグ |
| カラー | ゴールデンマスタード、デニムブルー、クラウディクリーム、ヴァイオレットグレー、ピアノブラック、オリーブグリーン(オンライン限定色) |
このモデルを選ぶ理由:5つのポイント
1. 1.5秒で完結するワンタッチフォールド
ハンドル中央のボタンを押すだけで、重力を利用して自動的に折りたたまれる設計。バネや空気圧を使わない機構なので耐久性も高く、片手で赤ちゃんを抱っこしながらでも操作できます。展開も引き上げるだけ。育児中の”両手をふさがれている状態”でどれだけストレスなく動けるか、これが日々の快適さに直結するんですよね。
2. 機内持ち込みOKのコンパクトサイズ

折りたたみ時の奥行きはなんと 24cm。国際線の機内持ち込みサイズに対応しており(航空会社によって異なるため事前確認推奨)、付属のトラベルバッグに入れて肩にかけられます。海外旅行や帰省のたびにゲートチェックで預けていたストレスとおさらばできる一台です。旅行好きなご家庭には本当に刺さるスペックだと思います。
3. 通気メッシュ+UPF50+キャノピーで暑い季節も安心
「Air」の名前の通り、シート背面に通気メッシュパネルを新たに追加。リクライニング時に機能し、寝ている赤ちゃんの背中に熱がこもりにくい設計です。さらに、マグネット式ピーカブーウィンドウ(覗き窓)付きのUPF50+キャノピーは、チャック操作なしでパカっと開けて子どもの様子を確認できます。この地味な使いやすさが毎日の積み重ねで効いてくるんです。夜間のお散歩も想定してか、キャノピーに反射パイピングも入っていて安全面も◎。
4. 見た目のかっこよさが段違い
オランダ発のブランドらしい、ヨーロピアンなカラーリングとデザイン。ハンドル・バンパーバーともにフェイクレザー+ブラウンステッチ仕上げで、価格以上の高級感があります。「どこのブランド?」と声をかけられる機会が多いと、実際に使っているご家庭からよく聞きます。コンビやアップリカのベビーカーとは一線を画す、ファッション感覚で選べるストローラーです。
5. 5点式マグネットバックルで着脱がラク
ハーネスのバックル部分がマグネット式になっているので、子どもが動いている状態でもパチっと留めやすい。細かいことに聞こえるかもしれませんが、毎日何度も繰り返す動作だからこそ、ここの使い勝手は本当に大切。現場でも「以前のモデルと比べて格段に楽になった」という声が多いポイントです。
こんな方におすすめ!
- 電車・バス移動が多く、毎日折りたたむ機会があるご家庭 → 片手折りたたみの恩恵を最大限に受けられます
- 旅行・帰省に連れていきたい方 → 機内持ち込み対応+トラベルバッグ付きで旅のストレスが激減
- デザインにこだわりたい方 → ヨーロピアンなカラーと質感は、国産ブランドにはないスタイルがあります
- 2台目・サブのベビーカーを探しているご家庭 → メインが大型ベビーカーで、お出かけや旅行用にコンパクトな1台をお探しの方にもぴったりです
気になるポイントも正直に
正直、全員に勧められるかというと、そうでもないです。
① 前向き専用なので新生児期はバシネットが必要
Influencer Airは対面切り替えができません。生後6ヶ月以降から使えますが、それより前から使いたい場合は別売りのバシネット(バウネット)を追加購入する必要があります。トータルコストは相応に上がるため、「最初から使えるオールインワン」を期待していた方には向かないかもしれません。0ヶ月から対応のトラベルシステムが欲しい方は、nunaのIXXAシリーズなども要検討です。
② 折りたたみ後のロック機構が弱い
折りたたみ後、カチッとロックされる機構がないため、移動中に広がってしまうことがあるという声も複数確認されています。特に急いでいるときにストレスになりやすい部分です。トラベルバッグに入れてしまえば問題ないのですが、ちょっとした移動の際は注意が必要です。
ライバル機種と比べると?
同価格帯のコンパクトストローラーの中でも特によく比較されるのが、Babyzen YOYO2 と Bugaboo Butterflyの2機種です。
| 比較項目 | Leclerc Influencer Air | Babyzen YOYO2 | Bugaboo Butterfly |
|---|---|---|---|
| 重量 | 6.6kg | 6.2kg | 7.3kg |
| 価格目安 | ¥70,000〜85,000 | ¥90,000〜100,000 | ¥85,000〜95,000 |
| 折りたたみやすさ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| 走行性 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 通気性・快適性 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| デザイン | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| コスパ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| おすすめな人 | 折りたたみ重視・デザイン重視 | 走行性・ブランド信頼重視 | 乗り心地・収納重視 |
どちらを選ぶか迷ったら…
YOYO2は走行性と折りたたみ後のコンパクトさに定評がありますが、折りたたむ動作が2ステップ必要で、慣れるまで少し時間がかかります。Bugaboo Butterflyは乗り心地・シートの深さでやや優位ですが、Influencer Airより重く、価格も高め。「コスパよく、折りたたみが一番ラクなモデルを」というご要望なら、Influencer Airはかなり有力な選択肢です。
よくある質問 FAQ
実際にお客様からよく聞かれる質問をまとめました。
- QBabyzen YOYO2との違いは何ですか?
- A
大きな違いは折りたたみ操作の手軽さと価格です。YOYO2は2ステップ必要でやや複雑。Influencer Airはボタン1つで完結します。走行性はYOYO2がやや上ですが、日常のシティユースなら差は気になりません。価格もInfluencer Airの方がリーズナブルです。
- Q新生児から使えますか?
- A
本体のみでは生後6ヶ月から対応です。新生児から使いたい場合は別売りのバシネットが必要になります。また、カーシートアダプターを使えばMaxi-CosiやCybexのGroup 0+カーシートを装着できるので、トラベルシステムとして生後すぐから使う方法もあります。
- Q国内での購入・修理サポートは大丈夫ですか?
- A
日本国内にも正規取扱店があり、メーカー2年保証が付きます。ただし店舗数はまだ限られているため、購入前に最寄りの取扱店またはオンラインショップを確認しておくことをおすすめします。アフターサービスの体制は年々整ってきている印象です。
まとめ
一言で言うと、「毎日使いの快適さと旅行のしやすさを両立したい、デザイン感度の高いご家庭にとって最高の一台」です。
6.6kgという軽さ、片手1.5秒でたためる操作性、機内持ち込みOKのサイズ感——これだけ揃っていて価格帯がこなれているのは、正直なかなかありません。走行性でYOYO2にわずかに及ばない部分はありますが、都市のシティユースであれば十分すぎるレベルです。
「ちょっとおしゃれなものを使いたいけど、使い勝手も絶対に外したくない」——そんな方は、ぜひ一度実物を手に取ってみてください。
🔳まとめページ
▶︎ 関連記事 ベビーカーまとめページ
🔳ベビーカー モデル別レビュー
・Cybex
▶︎ メリオカーボン2026のレビュー
▶︎ MIOS(ミオス)レビュー
▶︎ORFEO(オルフェオ)レビュー
▶︎LIBELLE(リベロ)レビュー
▶︎EEZY+S2(イージー+S2)レビュー
・nuna
▶︎ IXXA swiv(イクサ スイブ)レビュー
▶︎ IXXA next(イクサ ネクスト)レビュー
・mima
▶︎ mima xari(ミマ・クサリ)レビュー
▶︎ mima miro(ミマ・ミロ)レビュー
・Bugaboo
▶︎Bee 6(バガブー ビー6)レビュー
▶︎DragonFly(ドラゴンフライ)レビュー
▶︎Buttefly(バタフライ)レビュー
・MAXI-COSI
▶︎ Fame Cabin(フェイムキャビン)レビュー
・STOKKE
▶︎EXPLORY(エクスプローリー)レビュー
・Glüxkind Rosa(グリュックスカインド)
▶︎Rosa(ローザ)レビュー
▶︎Ella(エラ)レビュー
この記事を書いた人
「ベビーカーはSGマーク付き、またはEN1888規格かをまず確認。フレーム剛性が高く、タイヤ口径が大きなモデルを選ぶことで段差もスイスイ進むことができますよ。」
ぱやP ─ 出産準備アドバイザー/元ベビー・子ども服バイヤー
子供服ブランドで10年。百貨店、アカチャンホンポ、ベビーザラス店舗で年間1,200組以上のファミリーに接客を担当。チャイルドシート指導員資格保有。現在は異業種勤務だが、ベビーアドバイザー資格取得に向け勉強中。3児の父として「実体験×業界目線」で赤ちゃんグッズ選びをサポートします。
参考ガイドライン
| 発行機関 | タイトル・年 | 重要抜粋 | 原文 |
|---|---|---|---|
| 国土交通省 | 「ベビーカー利用にあたってのお願い」 (2024 改訂) | 「エスカレーターや階段はベビーカーから子供を下ろして利用しましょう」 | |
| WHO | Guidelines on Physical Activity, Sedentary Behaviour and Sleep for Children under 5 (2019) | 「幼児はストローラーなどで連続1時間以上拘束しないことを推奨」 | 概要ページ |
編集部注:上記ガイドラインは最新改訂を確認済みです。記事内容と矛盾する場合はガイドラインを優先し、速やかに修正します。

