札幌駅のベビーカー移動は「エレベーターガチャ」との戦いである
札幌駅、広いくせにベビーカーへの殺意が高すぎませんか?
ママ雑誌には載っていない、「ガチ勢」が泥臭く調査した札駅(サツエキ)ランチスポットをまとめました。2026年現在、ちゃんと生き残っていて、かつ「大型ベビーカーで突っ込んでも心が折れない」店だけを厳選しています。
① J.S. PANCAKE CAFE 札幌ステラプレイス店

| 項目 | 判定・本音 |
| 入店スタイル | そのまま可(混雑時は入り口預けの可能性あり) |
| 通路・スペース | 大型(サイベックス等)OK!奥の席ならかなり余裕あり |
| おむつ替え | 同ビル内(イースト3F)にあり。近い! |
| スタッフの空気 | 歓迎ムード。子連れ慣れしすぎてて逆に恐縮するレベル |
③ おすすめメニューTOP3
- クラシックパンケーキ(約1,200円): 「冷めても絶望しない」の代表格。モチモチ系なので、子供の「抱っこ!」で中断しても味が落ちにくい。ナイフ一本でサクサク切れるから、片手抱っこ状態でも口に放り込める。
- キッズパンケーキプレート(約800円): 盛り付けが可愛いが、親の狙いは「スマイルポテト」。手づかみで勝手に食べてくれる時間が稼げる。これで自分のパンケーキを5分間死守できるかどうかが勝負。
- エッグスベネディクト(約1,400円): 黄身が溢れるので「片手」は厳しいが、シェアのしやすさは抜群。土台のマフィンがしっかりしているので、子供にちぎって与えやすい。ただし、服への飛び散りには要警戒。
④ 現場のリアルな告発・称賛
- 入口の罠: ステラプレイス・イーストの3Fだが、エレベーターを降りてから店までが意外と遠い。あと、入り口の段差はないが、土日は「ベビーカーの墓場」かと思うくらい入り口に他人のベビーカーが並ぶ。
- 席選びのコツ: 「一番奥のソファー席」を死守せよ。そこなら横にサイベックスを置いても他人の通行を妨げない。
- 音のバリアフリー: BGMがほどよく賑やか。隣の席もだいたい叫んでいるので、多少の泣き声は「BGMの一部」として溶け込める。
⑤ 親のボヤキとアドバイス
ぶっちゃけ、ここは「予約不可」なのが最大のネック。平日の11時台に突っ込むのが正解。12時を過ぎたら、入り口のベビーカー待機列を見て絶望することになる。
② inZONE TABLE(インゾーネ テーブル)

| 項目 | 判定・本音 |
| 入店スタイル | そのまま可(ベビーカー横付け前提の席あり) |
| 通路・スペース | 大型OK。インテリアショップ運営なだけあって、ゆとりがある |
| おむつ替え | 同フロア(センター6F)の多目的トイレへ。激混み注意 |
| スタッフの空気 | 標準。お洒落すぎてビビるが、意外と子供に優しい |
③ おすすめメニューTOP3
- inZONEバーガー(約1,600円): 両手が必要だが、バーガー袋に入れてしまえば「片手保持」が可能。ポテトが太めで子供に奪われやすいが、逆に言えばそれで黙らせることもできる。
- 季節のパスタ(約1,400円): 麺カッター必須。具材がゴロゴロしているので、取り分け甲斐がある。味が濃すぎないので、1歳半過ぎなら余裕でシェア可能。
- 自家製レモネード(約600円): 親のライフ回復薬。ここのレモネードは酸味がガツンとくるので、寝不足の脳に効く。蓋付きカップでの提供をお願いすれば、子供の「ガシャーン」を未然に防げる。
④ 現場のリアルな告発・称賛
- 入口の罠: センター6F。このフロアに行くまでの「エレベーター待ち」が最大の敵。お昼時は3回連続で満員スルーされることもある。早めの行動が吉。
- 席選びのコツ: 窓側のボックス席。景色がいいので子供が電車(外の景色)を見て大人しくなる。
- 音のバリアフリー: 店内が広いので音が反響しにくい。泣き出しても「あ、あっちの子も泣いてるわ」という連帯感が生まれやすい。
⑤ 親のボヤキとアドバイス
ステラ6Fは「レストラン街」という名の戦場。ここは予約ができる(個室あり!)ので、数日前から課金(予約)して精神の安寧を買うべき。
③ タリーズコーヒー 札幌ステラプレイス店(EAST 6F)

| 項目 | 判定・本音 |
| 入店スタイル | そのまま可(フルオープンタイプ) |
| 通路・スペース | 爆広。大型ベビーカー3台並んでも平気 |
| おむつ替え | 徒歩1分。同じ6Fのベビールームが神 |
| スタッフの空気 | 事務的だが、セルフなので気を使わなくて楽 |
③ おすすめメニューTOP3
- ボールパークドッグ(約400円): 「片手メシ」の王様。包み紙のおかげで手が汚れない。移動しながらでも食える機動力は、限界状態の親にはありがたい。
- パンケーキ(約700円): 注文してから出てくるのが早い。子供が暴れ出す前に「ブツ」を投入できるスピード感は、何物にも代えがたい。
- ハニーミルクラテ(約500円): 砂糖を入れる手間すら惜しい親へ。最初から甘い。これを持って6Fのベビールーム横の休憩スペースに逃げ込むのも一つの手。
④ 現場のリアルな告発・称賛
- 入口の罠: 壁がない「オープンタイプ」なので、ベビーカーのまま突っ込んでそのまま着席できる。段差ゼロ。
- 席選びのコツ: 外側の通路に面した席。何かあったらすぐに通路に脱出(お散歩モード)できる。
- 音のバリアフリー: 駅の喧騒と一体化しているので、無音のプレッシャーは皆無。寝かしつけに失敗してギャン泣きされても、駅の雑音に紛れる。
⑤ 親のボヤキとアドバイス
ここは「食事」ではなく「避難所」。ステラプレイスで買い物に疲れて、腰が砕けそうになった時にサイベックスを転がして滑り込む場所です。
④ 大丸札幌店 8F THE BUFFET

| 項目 | 判定・本音 |
| 入店スタイル | そのまま可(ベビーカー置き場も完備) |
| 通路・スペース | さすがの大丸。大型でも余裕のすれ違いが可能 |
| おむつ替え | 徒歩30秒。札幌駅界隈で最高ランクのベビールーム隣接 |
| スタッフの空気 | 完璧。プロの「お子様対応」が見られる |
③ おすすめメニューTOP3
- お子様ランチ(価格変動あり): 定番中の定番。おもちゃで釣っている間に大人が自分のメシを食うスタイル。旗が立っているだけで子供のテンションが上がるので、機嫌取りには最強。
- オムライス(約1,500円): スプーン一本で完結する機能美。子供に少し分けても「卵とケチャップライス」という鉄板の組み合わせで拒否されにくい。
- カツカレー(約1,700円): 意外とおすすめ。大丸のカレーは「冷めても脂が固まりにくい」工夫がされている(気がする)。育児中はどうせ冷めたものを食うことになるので、これ重要。
④ 現場のリアルな告発・称賛
- 入口の罠: エレベーターは大丸専用のものを使うべし。ステラ経由で行こうとすると迷路にハマる。
- 席選びのコツ: 案内係の方に「ベビーカーのままで」と伝えれば、椅子を抜いて神対応してくれる。
- 音のバリアフリー: 周りも100%子連れかマダム。子供の泣き声に対して、周囲が「あらあら元気ねぇ」という慈愛の目で見てくれる(気がする)。
⑤ 親のボヤキとアドバイス
結局、最後はここに戻ってくる。値段は少し高いが、「精神的コスト」を考えれば実質タダ。迷ったら大丸の8階、これサツエキの鉄則。
⑤ ナナズグリーンティー 札幌ステラプレイス店(CENTER 4F)

| 項目 | 判定・本音 |
| 入店スタイル | そのまま可(入り口付近の席限定) |
| 通路・スペース | 正直狭い。が、ベビーカー優先席っぽい場所がある |
| おむつ替え | 同ビル内。4Fのトイレへ。 |
| スタッフの空気 | 標準。忙しそうだが、子供用カトラリーはすぐ出してくれる |
③ おすすめメニューTOP3
- 鶏そぼろどんぶり(約1,100円): 子供への取り分けやすさNo.1。そぼろなので喉に詰めにくいし、スプーンでザクザクいける。
- 天然カジキ鮪のどんぶり(約1,300円): 魚を食べさせたい親の免罪符。生魚じゃない(湯引き等)メニューを選べば、1〜2歳児でも一緒にいける。
- 抹茶ラテ(約600円): 糖分補給。ストローなら片手でいける。こぼすと大惨事(緑色)になるので、子供の手が届かない位置に置くのが生存戦略。
④ 現場のリアルな告発・称賛
- 入口の罠: 店内が細長い。大型ベビーカーで奥まで行くのは「通路を塞ぐテロ」になりかねないので、入り口付近の広めの席が空いていなければ諦める勇気も必要。
- 席選びのコツ: 入口右手のテーブル席。ここならサイベックスをドカッと置いても迷惑になりにくい。
- 音のバリアフリー: センター4Fはファッションフロアなので、店外は意外と静か。店内のガヤガヤだけが頼り。
⑤ 親のボヤキとアドバイス
「うどん」メニューがなくなった(店舗によるが2026年現在は丼メインが多い)のが痛い。麺派の子供を連れて行く時は注意。
【目的別!今日のサツエキ推奨ルート】
- 「もう一歩も歩けない、とにかく座らせろ」→ タリーズ(EAST 6F)へ。広さは正義。
- 「今日は記念日だし、親も美味しいもの食べたい」→ inZONE TABLEを予約。ただし、エレベーター待機時間を20分は見ること。
- 「子供がグズりそうで怖い、安心感が欲しい」→ 大丸 8Fへ。ベビールームが隣にあるという安心感は、何物にも代えがたいです。
札幌駅は広い。でも、コツさえ掴めば大型ベビーカーでも戦えます。
肩の力を抜いて、まずは大丸のエレベーターに乗るところから始めましょう。
今日もお疲れ様です。美味しいランチが食べられますように。
この記事を書いた人
「ベビーカーはSGマーク付き、またはEN1888規格かをまず確認。フレーム剛性が高く、タイヤ口径が大きなモデルを選ぶことで段差もスイスイ進むことができますよ。」
ぱやP ─ 出産準備アドバイザー/元ベビー・子ども服バイヤー
子供服ブランドで10年。百貨店、アカチャンホンポ、ベビーザラス店舗で年間1,200組以上のファミリーに接客を担当。チャイルドシート指導員資格保有。現在は異業種勤務だが、ベビーアドバイザー資格取得に向け勉強中。3児の父として「実体験×業界目線」で赤ちゃんグッズ選びをサポートします。
参考ガイドライン
| 発行機関 | タイトル・年 | 重要抜粋 | 原文 |
|---|---|---|---|
| 国土交通省 | 「ベビーカー利用にあたってのお願い」 (2024 改訂) | 「エスカレーターや階段はベビーカーから子供を下ろして利用しましょう」 | |
| WHO | Guidelines on Physical Activity, Sedentary Behaviour and Sleep for Children under 5 (2019) | 「幼児はストローラーなどで連続1時間以上拘束しないことを推奨」 | 概要ページ |
編集部注:上記ガイドラインは最新改訂を確認済みです。記事内容と矛盾する場合はガイドラインを優先し、速やかに修正します。


